[ 実験I操作 ]
<試薬採取>
硫酸銅水溶液から1.00 mL、2.00 mL・・・と
5.00 mLまで、各々メスピペットで採取してメス
フラスコへ移す操作です。
右の動画では試料は異なりますがビーカーに
入っている水溶液が0.0600 mol/Lの硫酸銅水溶液
と考えます。動画で使用しているメスピペット
は中間目盛りのメスピペットです。以下参照。
動画ではある体積を量り取ってメスフラスコへ
移す操作を1回だけ行っています。
<メスアップ>:
メスアップの前に全ての試薬をメスフラスコに
加えたことを確認しましょう。
全試薬を採取後精製水をメスフラスコ(メスフラスコの
容量が異なりますが操作は同じです)の標線の手前
まで加えておきます。次に洗浄瓶で標線近くまで加え
て最終的にピペット(小)を使って標線を一致させて
濃度調製を完成させます。右の動画の試薬は今回の試薬
硫酸銅水溶液と異なります。
<撹拌>
濃度調製が終わったら、右の動画のように
共栓でしっかり閉めて、十分撹拌しましょう。
右の動画の試薬も今回の試薬(硫酸銅水溶液)と
異なります。
上記の操作を繰り返して、5つの濃度の 硫酸銅水溶液
を調製します。
[ 実験II操作 ]
<試薬の採取>
合成錯体は電子天秤を用いて採取します。
電子天秤で試薬(0.050g)を採取した後、メスフラスコ
へ移す実験操作は右の動画を参考にしましょう。
(メスフラスコの容量が異なりますが、操作は同じです)
この動画の試薬も今回の試薬(硫酸銅水溶液)と
異なります。
<メスアップ>
メスアップの前に全ての試薬ををメスフラスコに
加えたことを確認しましょう。
試薬採取後精製水をメスフラスコの標線手前ま
で加えておきます。右の動画はこの操作で終了します。
次に洗浄瓶で標線近くまで加えて最終的にピペット(小)
を使って標線を一致させて濃度調製を完成させます。
このメスアップの操作は実験Iのメスアップを参照します。
右の動画の試薬は今回の試薬(硫酸銅水溶液)と
異なります。撹拌操作は実験Iと同じです。
<吸光度の測定>
全ての調製試料が揃ったら光電比色計で吸光度を
測定します。光電比色計の操作方法は実験テキストを
参考にしましょう。右の動画の手前二つのつまみは左
がFINEで右側がCOARSEです。メーター指針には吸光度と
透過度が上下に刻まれています。
右の動画の調製試料は今回の試薬(硫酸銅水溶液)と
異なります。実験IとIIで調製した全ての試料について
複数回測定を実施して平均値をデータとします。
動画ではある濃度の調製試料を1回だけ測定しています。
吸光度測定のデータは「実行ファイル」で得ることができます。
webメールに添付したファイルを実行(現在普及している
Windows全バージョンで実行可能)してグループ内でデータ共有します。