未知試料

以下の枠内の下線をクリックします。実験結果(画像)を確認することができます。

注)この実験ではろ過を行わないのでろ液とは試験管の上澄み液のことを指し,同様に沈殿は

上澄み液を除去した後の沈殿を指す。以下,このフローチャートに記した

ろ液と沈殿も同様の意味として用いている。

試料(2 mL)に6M(M→mol/L)-HClを2滴加え攪拌する。
生じた沈殿を観察する< 1 >。

約5分間静置する。
パスツールピペットで沈殿i と ろ液 j 注)に分離する。
<操作i>:沈殿に精製水を約2 mL加え, 
ヒーターで5分間湯煎(沸騰水)する i(1)。

 湯煎中, 沈殿をガラス棒で細粉しながら攪拌する。加熱の間この攪拌を5回程度繰り返すi(2)。試験管の混合物を沈殿sとろ液rに分離する。
加熱操作によって沈殿が全て溶解したら沈殿s以下の操作は不要
5分程度氷冷する r(1)。

K2CrO4溶液を1滴加える

攪拌しなくてよい

沈殿sに0.1 M-HCl,2 mLを加えてよく

攪拌して洗浄する。このろ液は廃棄る。

<操作s>:残った沈殿に6M, NH3を 
3 mL加えよく攪拌して溶解させる s(1)。これを溶液aとする。
<操作a>:6M,HClを3 mL加え攪拌して
沈殿が生じることを確認する a(1)。

さらに生じた沈殿の光反応も観察する a(2)。
6M, NH3を約 1 mL
加える j(1)。

炎色反応

ろ液 j を二つに分ける。この

分取ろ液をろ液 j(1/2)とする